【産科・婦人科】梶山クリニック様 空調機リニューアル

●2,001年9月竣工から15年経過し、経年劣化による故障の
発生や今後の補修部品の欠品が心配で更新を考えました。
●共有部や個室も隠蔽ダクト型が多く部屋によっては
効きが鈍く、またメンテナンス対応が困難でした。
●クリニックの性格上、緊急分娩もあり24時間365日の
対応が必要で工事の為の休館も出来ず安定的工期が
組めない。
●最近の電力事情から電気代がかさむことも問題で最新の
省エネ機器を採用したい。

（採用のポイント）
○富士環境様の責任設計施工で部屋用途別に適材適所の空調機
を提案頂き非常に快適になりました。
○ダイキンのVRVQを採用することにより既設配管利用が可能
で大幅な工期短縮となりました
○15年前と比較して最大55％の電気代削減が可能となりました。
○生産性設備投資促進税制の優遇税制も大きな採用のポイント
となりました。

●新築当時の設計は、意匠内装主体の設計で見栄えは
良いが使い勝手やメンテナンス性に難点があり、
また空調の効き具合にも不満がありました。
今回富士環境様から部屋別用途別に使い勝手主体に
見直し適材適所の設計提案をいただきました。
①新生児室前廊下 ②新生児室
従来型の天井隠蔽型からの更新も外形寸法の
変更もワイドパネルでスッキリ
③ダイニングルーム
従来天井隠蔽ダクト型を採用しておりましたが
メンテナンス性や効き具合に不満があり今回
ダイレクトに部屋内に空調機を導入し非常に
快適になりました。
④分娩室
清浄度クラス10,000のクリーンエアコンを採用
⑤病室
従来は基本下り天井隠蔽タイプを採用してました
メンテナンス性から今回部屋別に隠蔽型と
壁掛型に使い分けました。
撤去後の補修もスッキリきれいに仕上がりました。

●出来れば空調を止めたくない・・・
患者様への影響を抑えた空調更新工事が必要でした。
クリニックの性格上24時間365日での緊急対応が
必要であり、工期短縮の要因は既設配管を再利用
できるﾀﾞｲｷﾝVRVＱの採用にあります。
11月初めから着工しほぼ1ｹ月の工程で完了でき、
なんとか本格的暖房シーズンに間に合って一安心。
患者様への影響も最小限に抑えられたと思います。
患者様の容態の変更に伴う工程変更は当り前で
その対応においては富士環境様に感謝しております。
●スタッフルームに集中リモコンを設置し、
過剰運転の無駄を排除し、快適性を維持しての
大きな省エネ効果に期待しています。